アパート経営はするな!
土地神話。バブル(1986年から1991年の日本)の頃、不動産の価格は必ず値上がりするという神話のように思われていた。ところが、現代の日本は。バブルははじけ、少子高齢化、東日本大震災を私たちは目のあたりにした。土地神話は崩壊したに等しい。
須田忠雄 著『アパート経営はするな!』~賃貸経営の落とし穴~が7月10日大空出版から発売される。赤字経営にならざるを得ない今後のアパート経営の落とし穴をズバリ指摘する内容だという。
目次
第1章 東日本大震災から不動産は大きく変わる
第2章 年金に相続税。不安心理につけこむ「賃貸経営」
第3章 今からのアパート経営は必ず赤字経営になる
第4章 「一括借り上げシステム」は家賃を保証するものではない
第5章 土地は現金化し、使い果たす。これが究極の相続税対策です
“日本一不動産を買う男”の異名を持つ経営コンサルタント須田忠雄氏((株)やすらぎ創業者)が震災後の不動産にどう切り込んでいくのか、興味のあるところだ。
賃貸経営実務検定(大家検定)とは?
大家の実務に即した資格。賃貸経営に必要な知識を学べる。2級と1級があり、1級は2級合格者のみが受験可能だ。資格のステップアップで、賃貸経営のプロとしての知識を段階的に学び、その活躍の場を広げる。
2級からマスター資格まで
2級では賃貸管理運営(満室経営)に関する知識、人口動態、需給 予測。募集、契約、管理、トラブル対処に関する知識。借地借家法の理解を学ぶ。合格すれば、日常的な賃貸経営で直面する課題に対処できるようになりるという。
(例:空室対策、契約手続き、家賃滞納問題、敷金精算問題など。)
1級では、土地活用、賃貸経営に関する事業収支計画の策定、不動産投資に関する知識、関連する建築基準法、民法、税務、ファイナンスの知識の習得を目指す。
さらに上級のマスター資格では、不動産運用設計、土地活用、建築プランニング、建築施工管理、相続 対策に関連する資産分析、及び対策に関する専門知識を学び、賃貸経営コンサルティング能力が身につくという。
賃貸経営実務検定(大家検定)を受験するには?
資格を取得するには、認定講座に通い実務知識を身につけながら取得するパターンと、一般試験により取得する2つの方法がある。なお、試験は、コンピューター試験。都合の良い時間に受験することができ、合否もその場でわかるという。
一般財団法人日本不動産コミュニティー大空出版