内職でも『女子力』発揮!
長引く不景気で、今や共働きが当たり前となった。自宅を出て、外で働く女性も数多い。そんな中で、家を離れず内職をする人も増えてきている。
株式会社パセリ(東京都千代田区)は同社資格・スクール・通信教育の総合情報サイト「BrushUP学び」の資料請求ランキングを分析、結果を公表した。
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【団塊ジュニア世代女性に人気の内職系スキルランキング】
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1位:ネイル
2位:リンパドレナージュ
3位:デコアート(R)
4位:チャイルドマインダー
5位:アロマテラピー
6位:カラーセラピー
7位:リフレクソロジー
8位:漢方・薬膳
9位:翻訳
10位:着付け
11位:マクロビオテック(マクロビ)
12位:WEBデザイナー
13位:書道・ペン字
14位:ボディーケア・マッサージ
15位: ベビーマッサージ
ここでいう団塊ジュニア世代とは35~45才のアラサー女性のことだ。1位のネイル、2位のリンパドレナージュを取得した女性たちは、そのスキルで自宅をサロン化。クチコミで顧客を増やしサロン経営を行う。また、教室を開いてそのスキルを教えるなど自宅でビジネスを始める例が増えているという。
そのほかにも、チャイルドマインダーを取得して、自宅で託児をするケースも増えている。ランキング3位のデコアート(R)、9位の翻訳、12位WEBデザイナー、13位書道・ペン字なども、在宅でも可能な仕事。女性たちが高いスキルを目指している姿がうかがえる。
震災後、人気資格にある変化。
東日本大震災のあと、震災後、リンパ、アロマ、セラピー、マッサージなどの人気が各世代で上昇しているという。
これらのスキルはいずれも、「他者へ施す」学びです。また、チャイルドマインダーやベビーマッサージなども、子ども好きの主婦が子育ての経験を生かして人の役に立ちたいと、資格を取得する動きが活発です。
戦後の日本復興時代を生きた親の影響か、人の役に立ちたい、という思いが強いのかもしれません。
現役お母さん世代にエールを送りたい。
バリュープレス