香川県・三木町、独自の防災検定を来年実施へ
香川県・三木町が町内の小中学生を対象に、防災教育の充実を目的とし、「
防災検定」を実施する。
近畿は南海地震が予測されており、南海地震で想定される揺れや津波の到達時間などの知識や、発生時の避難行動で重要になるポイントなどを学び、「
命を守るため」の実践的な防災力を検定で身に付けるという。
検定内容は町と学校が作成
検定は、来年度早々に実施される予定で、
初級、中級、上級の3段階に別れる。
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初級・・テーマは「命を守る」登下校中や理科実験中、家庭などのあらゆる場所での震災発生時の危険から身を守る為の行動を検定で学ぶ。
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中級・・発生したら多大な影響が考えられる南海地震などについて、予測される震度、津波の到達時間などの知識や避難所での生活用品も問う。
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上級・・地域や学校の防災訓練(救命救急方法など)に参加することで習得する難解な問題。
三木町のように地域の特性を考え、独自の防災検定を子供たち対象に開催することが全国にも広がっていくことを期待したい。
編集部 日野涼香

三木町 公式サイト
http://www.town.miki.lg.jp/index.html四国新聞社
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/education/20120316000185