来春から始ま高校教科書の内容に、さまざまな波紋広がる
来春からスタートする高校教科書の文部科学省による検定が終了し、その内容にさまざまな波紋が広がっているという。
写真と記事とは関係ありません。
国旗掲揚や国歌斉唱の波紋
大阪府などが進める国旗掲揚、国歌斉唱の義務づけを「
強制」と表現した教科書(
実教出版の日本史A)の合格。
実教出版の日本史Aでは
「政府は、この法律によって国民に国旗掲揚、国歌斉唱などを強制するものではないことを国会審議で明らかにした。しかし現実はそうなっていない」と記述。文部科学省の検定では「しかし」以下を「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」
と修正、パスしたという。(MSN産経ニュースより)
南京事件の記述
河村たかし名古屋市長の否定発言で波紋を広げた「
南京事件」に関しても、
山川出版社などが日本史Aで記述を見直しているという。
MSN産経ニュースによると
山川出版社の見直しの内容は、犠牲者数に諸説あることを紹介し、現行記述
「その実情は明らかではない」に「学者のあいだでは、30万人説は誇大な数字と考えられている」
と付け加え、中国の主張に明確に疑問を呈している。
他にも、
竹島(独島・ドクト)の領有権を主張したのに対し韓国政府が抗議、しかし日本政府はこれを受け入れないとの態度を明白にしている。

MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120330/edc12033003140000-n1.htmAmazon
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