2013年からミス・ユニバースに性転換者も参加認める
10日、ミス・ユニバース機構が
ミス・ユニバース大会への参加資格を性転換手術を受けた人も受け入れると発表。
写真は2012年のミスユニバース日本代表、原綾子。
今回の性転換手術を受けた人も受け入れるというミス・ユニバース機構の方針変更のきっかけとなったのは、今年のミスユニバース・カナダ代表のジェナ・タラコバ(23)が、過去に性転換手術を受けたこと(出生時は男性)を理由に失格となった事だ。
これまでは、コンテストの参加者は「
生まれつきの女性」である必要があるとの規則を設けていたが、ミス・ユニバース機構代表の
ドナルド・トランプ氏の意向でカナダ代表の失格が撤回された。
同性愛者とトランスジェンダー(持って生まれた性別に違和感がある人)の権利団体『GLAAD』からのコメント
GLAADの広報担当
ハーンドン・グラディック氏は、
「ミス・ユニバース機構は、トランスジェンダー女性への差別に反対する立場を表明する五輪などの組織への仲間入りを果たした」「現在トランスジェンダーの人々は、住宅、雇用、医療などにおける平等な機会を日常的に拒否されており、今回の決定はトランスジェンダーの人々に対する米国民の支援が高まっていることに沿ったものだ」
と述べている。
世界の常識、考えが大きく変わって行く昨今、女性の美を競うミスユニバースの世界にも大きな波が来ているようだ。

Miss Universe
http://www.missuniverse.com/Miss Universe Jpan
http://www.missuniversejapan.com/AFPBB News
http://www.afpbb.com/article/entertainment/entertainment-others/2870858/8740906