児童養護施設の退所者の多くが就職直後に離職、静岡県は自立支援策を強化
6月29日、静岡県が
児童養護施設の退所者の多くが
就職直後に離職してしまう事に対し、退所者が資格取得する経費を支給するなどの
自立支援策を強化すると静岡新聞SBSが報じている。
記事と写真は関係ありません。
児童養護施設退所者にアンケート
静岡県児童養護施設協議会が2006年~2010年の5年間で県内12の児童養護施設からの退所後、親族等から支援を受けない
101名のアンケート調査を実施。
回答者の内、退所後は全員が就職したが
中卒者は100%、高卒者は
93%以上が3年未満の
短期で離職していたことが判明したという。
自立支援の強化対策は?
英語や簿記検定など仕事に戦力となる資格取得の為の経費
5万5千円を給付し、
20歳までの入所延長の促進。
本年度は就職・大学進学への支度費の最大支給額を
26万8510円に増額し退所者を支援していくという。

児童養護施設 中部ブロック
http://gyakutai.yogo-shisetsu.info静岡新聞SBS
http://www.at-s.com/news/detail/100136726.html