「2級建築士では仕事を取ることが厳しかった」と資格を詐称
13日、神奈川県の男性が2級建築士の資格しかないにも関わらず、
偽造した1級免許証で設計に関わったと認め、建築士法違反の疑いで行政処分されると
カナロコが報じている。
写真と記事とは関係ありません。
営業に必要な1級免許
既に廃業届を提出した男性は神奈川県の聴取に対し
「事務所の1級建築士が倒れてしまい(偽造は)営業上必要だった」「2級資格では仕事を取ることが厳しかった」
と話し営業の難しさを語ったという。
また、資格詐称し請け負ったと思われる物件、約100件の内、1級免許が必要なのは工場(川崎市)と産廃施設(相模原市)の計2件だけで他はすべて一戸建て住宅など
2級資格でも可能な物件だったという。
1級建築士免許証の偽造は新潟、三重、大阪でも発覚。国交省は1級建築士の「
なりすまし」、「
免許偽造」などに対し、関係先に刑事告訴するよう依頼、全国11万に及ぶ建築士事務所に所属する建築士の免許登録の確認を要請する方針。

カナロコ
http://news.kanaloco.jp国土交通省
http://www.mlit.go.jp/about/file000029.html