室伏選手が配ったステッカーが災いに!
8月11日、国際オリンピック委員会(IOC)の選手委員選挙に立候補していた陸上男子ハンマー投げで銅メダルを獲得した
室伏広治選手(37)にIOC委員当選無効の決定という厳しい判断が下されたと産経ニュースが報じている。
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amazonスッテッカーを配布
IOC委員に立候補していた室伏選手は選手村の食堂でステッカーを配ったことなどを選挙活動と見なされ、10日に事情をIOCに説明していたが11日、理事会が開催され室伏の
当選無効の決定が下された。
前回の北京五輪に続き立候補
IOC選手委員会は五輪の運営に選手の意見を反映させる役割を担い、今回の立候補者は21名で、上位4名が当選しIOC委員に就任する。
また、室伏は前回の北京オリンピックに続いて2度目の立候補になり初当選を目指していた。
東京オリンピック誘致にも影響
日本のIOC委員は、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長1人で、室伏が加わる事で2020年五輪の開催地の決定に期待が持たれたが、今回の決定で日本への招致活動の戦力ダウンは否めないという。
JOCにも責任が
室伏の選挙活動が問題視されたがどんな行為が違反になるかについて、産経新聞はJOCが室伏に事前に説明していないとし、その責任は免れないという。さらにクリーンなイメージのある室伏の印象が変わり、次の選挙に立候補する資格が残されているのか大きな問題だと考えられる。

室伏広治 公式サイト
http://www.kojimurofushi.net/産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com