NPO法人、立ち上げの注目の資格「太陽光発電アドバイザー」試験が10月8日開催へ
2011年の東日本大震災以降、ますます新エネルギーへの関心が高まっている。その中でもトップを走るのが
太陽光発電だ。しかし販売をめぐるトラブルも増えているといい、NPO法人「
日本住宅性能検査協会」が「
太陽光発電アドバイザー」という資格を立ち上げた。
世界中の地球温暖化防止への意識の高まり、日本でも原発事故以来、ますます「再生可能エネルギー」への期待と注目が集まる中、
経済産業省では太陽光発電の住宅が2030年までに1,000万戸導入見込みだという。
すさまじい太陽光発電の開発競争
多くの企業が太陽光発電に参入しているが7月から
事業用太陽光発電の全量買取制度が始まり、
ソフトバンクを始め異業種からの新規参入も増え、販売競争がすさまじくなっている。
普及と共にトラブルも多発
東スポによると、国民センターに寄せられた相談は2011年は3,500件を超え、前年比3割増で過去最高だという。
トラブルの内容の7~8割は訪問販売に関するもので
「契約後に業者と連絡が取れなくなった」「実際より多めの発電量を説明された」「余剰電力の売買価格を高く偽られた」
等の相談だという。
太陽光発電アドバイザーとは?
主に
一般住宅用太陽光発電システムの導入に際し、専門的知識をもって消費者に適切なアドバイスを行い、安心して太陽発電システムを導入できるよう役割を担い、導入後のトラブルの解決にも尽力する。
メーカーからのニーズも
メーカー側でも独自に認定制度を始めている企業もあるが、「
太陽光発電アドバイザー」のような第三者機関の資格は初めてで、公正・中立の観点から資格実施に期待の声や、メーカー側からの導入検討の動きもあるという。
資格試験の実施
試験は10月8日(月・祝)、全国7会場で開催。願書受付は9月7日まで。詳細は下記の外部リンク
太陽光発電アドバイザーまで。

太陽光発電アドバイザー
http://pv.nichijuken.org/東スポWeb
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/25166/