「語彙・読解力検定」8月20日から受け付け開始へ
8月20日の朝日新聞が、ベストセラー小説「
舟を編む」の作家、
三浦しをんに語彙力・読解力を身につける意味と、その秘訣を聞いている。
写真・
amazon幼い頃から本が好き
父は国文学者だった三浦は幼い頃から本が好きで幼稚園の頃から父親の書斎に入り、読めもしないのに
広辞苑を取り出し、床に座ってめくってたという。
そして中学になると辞書に載っている仏像(
大日如来や不空羂索観音)の図版を、ノートに模写していたという。
作家になってから
三浦が小説を書くときは、辞書を引き、微妙なニュアンスを考えて言葉を決める。その際に大切な事は、多くの人に同じ意味に取ってもらえる言葉を選ぶことだという。
語彙を豊富にするには、好奇心を伸ばすこと。「
もっと語彙を広げよう」と前向きに考え、一つの行動として「
語彙・読解力検定」がある。
受検をきっかけに好奇心を伸ばし、「新聞を読もう」、「知らない分野に、もっと関心を広げよう」と自分が変化していく事もある。
語彙・読解力検定は準1級、2級、準2級、3級に別れ、語彙を正確に理解し使う力、読解力などをマークシート方式で測定する。個人の受験は11月11日の実施。詳細は下記の外部リンク
語彙・読解力検定 公式サイトまで。
「舟を編む」が映画化へ
辞書づくりに懸ける人々の情熱を描いた「舟を編む」が2013年4月13日から公開される。主演は
松田龍平と
宮崎あおい。

船を編む 公式サイト
http://fune-amu.com/語彙・読解力検定 公式サイト
http://www.goi-dokkai.jp/朝日新聞
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201208200151.html