「京都検定合格」の名札を付けたタクシードライバーも登場
世界遺産が多く点在し観光地としてトップを誇る京都。受験者の減少で淘汰されつつある
ご当地検定の中でも「
京都検定」は別格のようだ。日本経済新聞が「
京都検定」を会話形式で楽しく紹介している。
写真は世界遺産の京都・清水寺
京都検定とは?
2004年に京都商工会議所が発足、
ご当地検定の草分け的存在。一般的なご当地検定は地元の観光関係者の受験者が多いが、京都検定の半分以上は府外の受験者で、殆ど
毎年47都道府県から集うという人気検定だ。
京都のタクシーは観光案内が得意
京都観光でタクシーを利用する顧客が多いため、タクシードライバーの多くは観光案内が得意だというが、大手の
タクシー会社では希望者を募り
団体受験させるという。
「
京都満足ガイド協会」では検定合格者がタクシー会社の垣根を超えて、貸し切りの観光案内をするサービスを提供し、ご当地検定である京都検定がビジネスの世界でも貢献している。
活躍する検定合格者
タクシードライバー以外でも検定合格者は活躍しており、
三井ガーデンホテル京都四条では、京都検定の合格者による観光案内デスクを設置。
「
京都まちなか交通観光案内所」では、毎週日曜に京都検定1級の人などが、ウオーキングツアーを実施しているという。
検定会場も京都市内以外に2010年から
東京会場も設けている。今年の実施日は12月9日(日)、申し込みは個人では11月12日必着。団体では11月2日必着。詳しくは下記の外部リンク「京都検定」まで。

「京都検定」
http://www.kyotokentei.ne.jp/flow.html日本経済新聞
http://www.nikkei.com